コラム025|設計のプロセス-監理:施工者とチームプレイ

設計のプロセス-監理:施工者とチームプレイコラム
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施工業者の決定

見積要項書と実施設計図をもとに、施工業者に見積を依頼します。見積の金額の安さだけで施工業者を決定するのではなく、現場監督の技術力や工程管理能力を見極めてふさわしい業者を決定します。施工業者から提出される見積書は住宅の新築で50~90頁、リフォームでも30~50頁にもおよぶ明細項目が並んでいます。見積時に施工業者からの質疑事項は書面にて回答し、各社同じ条件で見積もってもらい、見積比較表を作成します。設計時の打合せや図面の記入内容が不足していると、これらの明細項目の金額の誤差によって各社の見積金額が大きく異なってきます。これらの各項目をチェックすることと詳細な打合せと設計図によって適正な工事金額を確認していきます。

見積についてはこちらもご覧ください。コラム020|相見積もりで、どの施工者に決めるか

施工者の決定

 

工事監理

工事期間中は設計図をもとに施工業者の現場監督が工程管理や品質管理をおこなっていきます。設計者(監理者)は通常1回/週の定例現場打合せと、鉄筋の配筋検査や接合金物の検査、施工者から提出される施工図をチェックして設計図の仕様に沿って工事がおこなわれているか確認していきます。要所では建て主にも現場確認をしてもらい、仕上材の見本確認や機器の取付位置の確認などをおこないます。

工事監理

 

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