並木町のマンション

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竣工しました 並木町のマンション

マンションの住戸のリノベーションが竣工しました。 約16帖のLDKを中心に、玄関、廊下、トイレの改修をしました。 改修前のリビングは、南向きのバルコニーに向かって大きなアルミサッシの開口部がある開放的なプランでしたが、約30年近く前に建てられた当初は、まだペアガラスのサッシは一般的では無く、コールドドラフト(窓辺からの下降冷気)と結露が問題となっていました。 既存の内装は、濃色の茶色を使った重厚な造作材を使い、天井いっぱいの食器棚カウンターがキッチンスペースを分けていました。左側は、玄関につながる廊下からのドアでキッチンへはリビング空間を経由して行く必要がありました。右側の壁には柱型が飛び出し、その間がテレビや冷蔵庫などの家電製品置場となっていました。 バルコニー側のアルミサッシはマンションの共有部分のため、ガラスの交換などはできません。内側に樹脂製のインサーサッシを取付け、無機質なインサーサッシを隠すために太鼓張りの障子を設置しました。時間帯によって、日差しによる陰影が障子に映りこみます。 テレビの置いてあ...
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しっくい塗り 並木町のマンション

マンションリノベーションの残工事と電気の器具付けと同時に、休日を利用してクライアント工事による壁しっくい塗りです。 リビングの壁の三方は、ほとんど家具と障子で覆われ、残った一面を住まい手自らの痕跡を残した風合いのある壁を作ろうということになりました。既存のビニルクロスを剥がして、ホームセンターで買ってきた調合済みのしっくいをコテで塗っていきます。 作業風景を見ていたクロス屋さんが、突然塗り方のレクチャーを始め、全部塗ってしまいそうな勢いだったのを止め、クライアントの手によって無事塗りおえることができました。  ご質問・お問い合わせは、こちらからどうぞ
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建具取付 並木町のマンション

内装のクロス貼りと並行して、建具工事が進行中です。 バルコニーに面する大きなアルミサッシの内側に樹脂製のインナーサッシと障子戸を取り付けました。既存のアルミサッシは大開口の開放的な作りですが、建てた当時からのシングルガラスのため温熱環境が悪く、内側の樹脂製のサッシで冷気を遮り、さらに無機質な樹脂サッシを隠すように障子を設けました。マンションの場合、外壁や窓は共用部分のため所有者であっても改修することはできないので、専有部分の窓の内側で対処する必要があります。 カーテンも取り外してスッキリとした窓廻りになりました。障子に差し込む日差しが楽しみになるリビングになりそうです。  ご質問・お問い合わせは、こちらからどうぞ
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家具の取付 並木町のマンション

マンションのリフォームも最終段階です。壁面の収納家具とキッチンが取り付けられました。 キッチンカウンターと出窓の窓台を人工大理石の天板で一体化させます。 トイレも手洗いカウンターが取り付けられました。  ご質問・お問い合わせは、こちらからどうぞ
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マンションのリノベーション 並木町のマンション

マンションのリノベーションが着工しました。 リビング空間を中心に、間仕切や柱型で凹凸のある平面空間をスッキリとまとめる計画です。既存のキッチンと収納家具、間仕切壁が撤去されました。 撤去したキッチンは、ドイツの高級キッチン「bulthaup(ブルトハウプ)」。以前、TOTOが輸入販売していたもので、景気の良い時代に作られたことがうかがえます。 新しいキッチンの配管のために、こんな隙間に設備屋さんが潜り込んで配管を接続していました。  ご質問・お問い合わせは、こちらからどうぞ
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計画再開しました 並木町のマンション

一年ほど前から計画が進んでいたマンションのリフォーム計画、昨年末からしばらく中断していましたが、春より再開しました。 シビアな予算計画と共に、一気に設計を進めていきたいと思います。 既存の柱型や収納など、凸凹プランのリビング空間を、壁面ごとに単一の素材の収納家具・建具で整理してスッキリと納める予定です。