
冬の晴れ間に上棟 昌永町の家
先週の上棟予定日が大雪の予報で、一週間遅れの上棟です。 前日には土台敷き(基礎の上に土台をアンカーボルトで設置)と根太の設置を行いました。土台に柱を建てるほぞ穴は、養生テープで塞いでもらいました。雨でほぞ穴に水が溜まるのを防ぐためです。このことを指摘しても、全く関心を示さない工務店もありますが今回の工務店は丁寧に対応していただきました。 上棟当日。寒い朝ですが、雪も降らず一安心です。柱の四隅には、クライアントにお清めのお酒を掛けてもらい本格的に作業が始まりました。 上棟の時には多くの大工さんが必要になるため、棟梁が大工仲間を集めてお互いに協力し合うことが多いそうですが、今回の現場では上棟工事専門の業者さんを手配したそうです。プレカットの図面を読み込み、的確に部材を振り分けてテンポ良く組立てていきます。 屋根垂木も設置され、家の全体像が見えてきました。 合板の野地板はそのままあらわし仕上げとなります。構造材は輸入材で当初設計していましたが、ウッドショックの影響で木材の確保が難しく、途中で県産材の杉に切り替えて着工しました。(そ...