冬の晴れ間に上棟 昌永町の家

垂木工事業務日誌
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先週の上棟予定日が大雪の予報で、一週間遅れの上棟です。

前日には土台敷き(基礎の上に土台をアンカーボルトで設置)と根太の設置を行いました。土台に柱を建てるほぞ穴は、養生テープで塞いでもらいました。雨でほぞ穴に水が溜まるのを防ぐためです。このことを指摘しても、全く関心を示さない工務店もありますが今回の工務店は丁寧に対応していただきました。

土台敷き

上棟当日。寒い朝ですが、雪も降らず一安心です。柱の四隅には、クライアントにお清めのお酒を掛けてもらい本格的に作業が始まりました。

柱にお清めのお酒

上棟の時には多くの大工さんが必要になるため、棟梁が大工仲間を集めてお互いに協力し合うことが多いそうですが、今回の現場では上棟工事専門の業者さんを手配したそうです。プレカットの図面を読み込み、的確に部材を振り分けてテンポ良く組立てていきます。

建て方

屋根垂木も設置され、家の全体像が見えてきました。

垂木工事

合板の野地板はそのままあらわし仕上げとなります。構造材は輸入材で当初設計していましたが、ウッドショックの影響で木材の確保が難しく、途中で県産材の杉に切り替えて着工しました。(そのため着工が予定より大幅に遅れてしまいました・・・)ほとんどの梁があらわしとなるため、想像以上に綺麗な杉材が結果的に良かったと思いました。

垂木あらわし屋根

 

上棟についてはこちらの記事もご覧ください。

コラム039|いの一番の柱
柱には全て番号が付いています 「いの一番」とは、「一番最初」の意味で使われる言葉です。 語源には諸説あるようですが、大工さんが一番最初に建てる柱のことを「いの一番」と言ったそうです。建築では、通芯(とおりしん)と言われる基準のラインの中心に構造の柱を設定していきます。 木造では一般的に、3尺(910ミリ)毎に通芯を設定して、そのXーY方向の交点に柱が建ち、設計図ではX方向はX1,X2,X3・・・・、Y方向はY1,Y2,Y3・・・と通芯の番号を付けていきます。(場合によっては1,2,3・・・、A,B,C・・・の場合もあります) 実際に工事をするにあたって、設計図を基に木材を加工するためのプレカット施工図を木材加工業者が作成しますが、この施工図を見ると、設計図とは異なる通芯番号が付いています。X方向は い,ろ,は・・・、Y方向は1,2,3・・・しかも、番号の方向が逆です。プレカット業者によっても、この番号の付け方のルールが異なり、設計図と照合しながらチェックをするのが不便ですが、木材加工が機械化されても、現場で木材を組み立てるのは大工さんなので、今でも昔の慣...