足場が解体されました 円光寺の家
足場の解体に先立ち、屋根廻り、外壁廻りのチェックをします。事前にチェックした汚れや、吹付の不備などを再確認します。足場があるうちにできる作業は、全て完了したことを確認して解体作業に入ります。 正面の全貌も見えてきました。全体を黒色でまとめ、正面の延焼ラインを避けた位置に米杉板を張っています。 同時期に着工した隣家とは、色も形も対照的なものになりました。幸いにも、隣接する壁面の窓は互い違いにずれて、開口部が向き合うことはありませんでした。 隣家から覗かれることのない2階のプライベートなバルコニーからは、空を切り取って見ることができます。 内部では、仕上工事の真っ最中です。壁の石膏ボードは、ジョイント部分を少なくしてクラックなどの問題を最小限に抑えるために3×8版(910ミリ×2420ミリ)のボードを使っています。天井高さ2.4メートル以下であれば高さ方向にジョイントのない壁面にすることができます。 外観は閉鎖的に見えますが、各所に光と風の通り道を作っています。階段正面は隣地のため、左側の中庭側に窓を設け、隣家からの視線...