基礎

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基礎アンカーボルト検査と立上りコンクリート打設 円光寺の家

基礎の立上りコンクリートの打設の前にアンカーボルトの検査をします。正しい位置にアンカーボルトが設置されるように支持金具を用いて取り付けています。 土台継手の上木側に必ずアンカーボルトが配置されるように、プレカット図の土台継手位置を考慮して修正した基礎伏図を基にチェックしていきます。土台用のM12ボルトとホールダウン金物用のM16全てのアンカーボルトの位置と本数を確認して、午後からのコンクリート打設に備えます。 打設前にもう一度、型枠内を確認してゴミなどが落ちていないか確認し、ホースの水で汚れを洗い流して底盤のコンクリートと一体化するようにします。 打設前には、コンクリートの受入検査の立会。いずれの数値も規定値内で合格です。スケジュール上、週明けすぐに型枠をばらす工程なので、1週、4週強度検査用のほかに、型枠ばらし用の確認のために、合計3セットのテストピースを採取しました。圧縮強度が5N/mm2以上の確認ができれば、型枠存置期間内にばらすことができます。2~3日で十分強度が出ることは確実ですが、工学的な根拠に基づいて仕様書通りに監理する必要があり...
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基礎立上り型枠の打合せ 円光寺の家

当事務所では、住宅の基礎は、モルタル塗りをせずにコンクリート打放を原則としています。モルタルの剥離やクラックを回避するためと、コンクリート打放の風合いが良いと思っているからです。打放は一発仕上げのため、寸法のチェックは厳密に行います。RC造などの場合は、建築会社が躯体図やパネル割付図を作図して承認後の施工となりますが、木造住宅の現場では一般的に施工図を作成することは少なく、作成される場合でもチェックのやり取りに時間かが掛かります。設計段階で、納まり上必要なふかし寸法やアンカーボルト位置などを明記しておき、プレカット施工図の打合せになどによって微調整した寸法やレベルを修正して現場監督と基礎施工業者との打合せをおこないました。 玄関廻りなど一般部とレベルが違う箇所は、色分けして職人さんがわかりやすいようにしています。基礎伏図を立体的に立ち上げて、チェックして、注意事項などを書き込んでそのまま指示図として利用します。 土台も3D上に書き込んで、納まりの確認をします。  ご質問・お問い合わせは、こちらからどうぞ 関連記事 こちらもご覧ください ...
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基礎コンクリート打設 円光寺の家

鉄筋・型枠工事に引き続き、基礎コンクリートの打設です。 生コン車(アジテータートラック)で、工場で作られた生コンを撹拌しながら現場まで運んできます。敷地が狭いため、隣地をお借りしてポンプ車を設置しています。ポンプで圧送された生コンはホースの先から打設します。 三人一組の連携作業で、順次コンクリートを打設していきます。 打設前の最初の生コン車が到着したら、コンクリートの受入検査です。生コンの品質管理のためスランプ値、空気量、塩化物量の測定をしています。設計の仕様通りのコンクリートが納品されているかどうか現場で確認してから型枠に打設します。全て許容値内の値で合格です。 後日、圧縮強度試験を行うための円柱形の供試体(テストピース)の型枠が、通常の鉄製ではなく、今まで見たことのないプラスチック製でした。話を聞いてみると、軽量で扱いやすく、側面にある小さな穴からエアーを吹き込むとスルリと円柱形のコンクリートが取り出せるそうです。多少の道具の進化はありますが、試験方法そのものは依然と何ら変わりありません。  ご質問・お問い合わせは、こち...
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基礎の配筋検査 円光寺の家

基礎のコンクリートを打設する前の、重要な監理項目として配筋検査があります。設計図の仕様通りの鉄筋が組まれているかどうかの確認です。住宅瑕疵担保保険機関の検査員による配筋検査もありますが、その前日に設計監理者による配筋検査を行います。 鉄筋のピッチ(間隔)を確認し、写真記録をします。一般的な巻き尺では数値が小さくて読みにくいため、赤白のシマシマの数字が大きく書かれた巻き尺(ロッド)を一緒に撮影して鉄筋ピッチの記録を残します。建築や土木の工事現場の必需品です。 鉄筋のかぶり厚さ(コンクリート表面から鉄筋までの距離)を確保するためのスペーサー(現場では通称サイコロといわれるコンクリートのブロック)で鉄筋の位置を保持します。基礎の基準かぶり厚さは6センチなのでスペーサーの寸法が6センチあるかどうかの確認も行います。 鉄筋の材質も鉄筋のロールマーク(圧延マーク)で確認します。現在は、ほとんどの鉄筋にロールマークが刻印されているため、現場の鉄筋を見れば強度、直径、製造メーカーを確認することができます。 翌日、瑕疵担保保険機関の検査員に来てもらい、配筋検査...
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地業工事 円光寺の家

建物の基礎を支える地盤の土工事を地業工事(じぎょうこうじ)と言います。基礎底盤のレベルまで地面を掘削して、砕石を転圧して敷き固めます。今回はベタ基礎のため、建物全面に砕石を敷き込み、地中梁部分を深く掘り込んだ形になっています。 隣地までの距離が狭いため、外部の配管工事も基礎工事に先行して行われています。建物内からの排水が合流する箇所に桝を設けています。 床下からの湿気を防ぐための防湿シートを敷いた後に、捨てコンクリート(捨てコン)を打設します。捨てコンは構造体のコンクリートではなく、基礎の型枠を正確に設置するための墨出しをするためにフラットな作業面を確保するのが主な目的です。 基礎の見掛り部分はコンクリート打放になるため、新品の塗装合板で型枠を作ります。現場で型枠のパネルの割付を基礎業者さんと打ち合わせしました。  ご質問・お問い合わせは、こちらからどうぞ 関連記事 こちらもご覧ください 業務日誌|見積依頼~調整 円光寺の家 業務日誌|地盤調査の立会 円光寺の家 業務日誌|掘削工事 尾張町計画
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基礎コンクリート養生 東山の家2

コンクリート打設の翌日、建設会社の現場監督の手によって養生がされていました。コンクリートを冠水させて、真夏の急激な乾燥によるクラック(ひび割れ)を防ぎます。また、コンクリートは乾燥して固まるのではなく、セメント成分が水と化学反応(水和反応)によって硬化するのです。 小さなひと手間によって、強固な基礎を作ることができます。
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基礎コンクリート打設 東山の家2

基礎のコンクリート打設です。狭い道路なので小型のコンクリートミキサー車(正確にはアジテータ車)で生コンが運ばれてきます。(生コンとは、まだ固まらないコンクリートのことです) ポンプ車で生コンを圧送して、長いホースで型枠の中へ打設していきます。 コンクリートの打設前には、最初のコンクリートミキサー車から生コンを取り出し、設計で指定してある仕様のものかどうか検査をします。設計強度21N/mm2に夏期の構造体強度補正値を加えた27N/mm2であることを出荷伝票で確認。生コンの流動性を示すスランプ値18センチ(許容差±2.5)に対して検査値16.5センチ、空気量4%(許容値±1.5)に対して検査値4.6%を確認しました。そのほかに、鉄筋を錆びさせるコンクリート中の塩化物量を調べる塩化物試験(カンタブ)と、後日強度試験をするための供試体を作成してもらいました。
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基礎・地中梁のコンクリート打設 尾張町計画

基礎・地中梁のコンクリート打設です。 時折、雪の降る寒い中のコンクリート打設になりました。 狭い敷地でのコンクリート打設のため、敷地外からポンプ車による圧送での作業です。敷地と背中合わせの狭い空間ににポンプ車とコンクリートミキサー車が陣取り、ホースを伸ばしてコンクリートを圧送しています。 最初の生コンが到着したら、受入検査の立会です。設計図の仕様通りのコンクリートが納入されているかの検査です。
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基礎・地中梁の配筋検査 尾張町計画

地中梁の配筋検査です。 設計図通りに鉄筋が配置してあるか、コンクリートの打設前に全数チェックします。建設会社の現場監督と設計監理者の私、構造設計者の三者で確認します。間違いなく配筋してあることを確認し、次は型枠工事に入ります。 地中梁の圧接部のUT検査です。 鉄筋の継手の圧接部は検査会社によるUT(超音波探傷)検査で、鉄筋が確実に接合されているか確認します。 コンクリートが打設されて見えなくなる部分は、念入りに検査を行います。
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掘削工事 尾張町計画

基礎工事のための掘削です。 遺跡発掘のように、基礎と地中梁の部分のみ掘っていきます。
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基礎コンクリート1週強度試験 南砺市の家

南砺市の家の基礎コンクリート強度試験です。現場で採取したテストピースの1週目(7日)強度試験です。コンクリート強度は4週(28日)経過後の強度をいうのですが、コンクリート打設から4週間後には工事が進み、それまで強度の確認ができないので1週強度から4週強度を推定してコンクリートの品質管理をします。 4週強度=1週強度×1.35+3 =18.9×1.35+3 =28.5 となり、設計基準強度の21N(温度補正をしているので24N)を越えているのでOKとなります。同様に基礎立上り部分の1週強度も22.2Nとなっているのを確認しました。 こちらは現場監督に試験の立会をお願いしました。 4週間後には再度、強度試験を行い確認をします。前回の1週強度から4週強度の推定式通りの数値が出ています。こちらは、監理者の私も現場監督と共に試験の立会をしました。
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基礎コンクリート打設 南砺市の家

南砺市の家、基礎コンクリートの打設です。 生コンの品質管理のためスランプ値、空気量、塩化物量の測定をしています。設計の仕様通りのコンクリートが納品されているかどうか現場で確認してから型枠に打設します。 敷地の外では、市の道路建設と反対側の敷地の造成工事が並行して進められています。
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基礎配筋検査 南砺市の家

南砺市の家の基礎配筋検査を行いました。設計図通りの本数とピッチで鉄筋が入っていることを確認することはもちろんですが、鉄筋の材質についても仕様通りか確認します。規格証明書(書類)で確認する方法もありますが、現場で鉄筋のロールマークを見れば一目で確認できます。写真は強度(SD295A)と直径(D13)、製鉄会社(Vマーク=大谷製鉄)を確認することができます。メーカーによっては、分かり難い表示方法もありますが監理項目の重要な事項です。