基礎立上り型枠の打合せ 円光寺の家

基礎伏図業務日誌
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当事務所では、住宅の基礎は、モルタル塗りをせずにコンクリート打放を原則としています。モルタルの剥離やクラックを回避するためと、コンクリート打放の風合いが良いと思っているからです。打放は一発仕上げのため、寸法のチェックは厳密に行います。RC造などの場合は、建築会社が躯体図やパネル割付図を作図して承認後の施工となりますが、木造住宅の現場では一般的に施工図を作成することは少なく、作成される場合でもチェックのやり取りに時間かが掛かります。設計段階で、納まり上必要なふかし寸法やアンカーボルト位置などを明記しておき、プレカット施工図の打合せになどによって微調整した寸法やレベルを修正して現場監督と基礎施工業者との打合せをおこないました。

基礎伏図

玄関廻りなど一般部とレベルが違う箇所は、色分けして職人さんがわかりやすいようにしています。基礎伏図を立体的に立ち上げて、チェックして、注意事項などを書き込んでそのまま指示図として利用します。

基礎伏図3Dチェック

土台も3D上に書き込んで、納まりの確認をします。

土台3Dチェック