改修工事の現地調査|堅田町の家
改修工事は現状調査が大切です。築30年のこの住宅は建設当初の設計図(確認申請書)が残っていましたが、必ずしも図面通りにできているとは限りません。既存図面を基に各部寸法の確認をしていきます。 リノベーションの現地調査についてはこちらの記事もご覧ください。 以前は、画板に4色ボールペンとコンベックス(巻尺)でしたが、現在はiPadとレーザー距離計です。3年ほど前から現場監理のペーパーレス化を進め、図面や打合せ記録は全てiPadに入れています。現地調査においても既存図面を表示した上から書き込み、上部の梁などはレイヤーを変えて記入していきます。拡大・縮小をしながら書くことができ、画面自体が発光しているため暗い場所でも老眼が進んだ目にも優しいです! LiDARスキャナを登載したiPad Proを使えば、3D空間をiPad上に再現して画面上で寸法を測ることができます。各部屋をiPad Proで撮影しながら歩くと家全体をスキャンすることができます。(部屋の画像はプライバシーのことがあるので天井裏の画像) 1階の天井点検口から2階の床梁を見た様子です。手...