基礎コンクリートの1週目(7日)強度試験のデータがFAXで届きました。現場で採取した供試体3本を、圧縮試験機でコンクリートの供試体が破壊するまでの強度を調べた結果です。
コンクリート強度は4週(28日)経過後の強度をいうのですが、コンクリート打設から4週間後には工事が進み、それまで強度の確認ができないので1週強度から4週強度を推定してコンクリートの品質管理をします。ここで強度が出ていない場合は、コンクリートの品質に欠陥があると考えられます。実際には、1週でほとんど必要な強度が出ています。
1週強度から4週強度の推定式は
4週強度=1週強度×1.35+3
=25.7×1.35+3
=37.7
となり、設計基準強度の21N(構造体強度補正をしているので27N)を越えているのでOKとなります。
4週間後には再度、強度試験を行い確認をします。
(※写真は他の現場の強度試験の様子です)
直径10センチ×高さ20センチの円柱のコンクリートを試験機に挟み、圧縮強さを測定します。