内装仕上げ 東山の家2

業務日誌
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フローリングが現場に搬入されました。ホワイトアッシュという樹種の自然塗料仕上のフローリングです。床暖房に対応した製品のため、芯材は合板ですが表面の2ミリは本物の木です。2ミリというとすごく薄いと感じるかもしれませんが、建材で2ミリの単板貼りは厚い方です。

自然の木から作られているため、色むらや木目のばらつきは避けられません。大工さんの計らいで、一度全ての梱包を開き、リビングや玄関の主要なところにはきれいな材料を選別して張ってもらいました。

ホワイトアッシュフローリング

部屋を仕切る建具はハンガードア(吊戸)で床のレールが無いため、部屋毎に途切れること無く、フロア全体にフローリングがつながります。そのためフローリングの張る位置決めは重要なポイントです。玄関で靴をぬぐ玄関框(かまち)を割付基準として、他の部屋でも半端な細い材料が入らないように框の寸法を調整して納めてもらいました。

各部屋では、壁と天井に石膏ボードが張られています。通常の石膏ボードは黄色っぽい紙が張ってあるのですが、洗面所や台所の前には緑色っぽい紙が張られた防水石膏ボード(シージング石膏ボード)が張られています。表面の紙と芯の石膏に防水処理をしたもので、洗面所や台所など湯気のあたる場所の下地に使われます。

▼左側が通常の石膏ボード、右側が防水石膏ボード

防水石膏ボード