金物検査 東山の家2

業務日誌
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建物の骨組みができあがったら、それらを強固に接合するために金物を入れていきます。昔の木造住宅は金物を使わずに木組みだけで建っていましたが、現代の住宅は金物補強が欠かせません。ただ単に柱と梁を接合するだけではなく、筋違(すじかい)を入れて頑丈な壁を作ると隣接する柱に大きな引抜力が作用するため、柱を基礎や梁と適材適所の金物で留めていきます。

金物検査

柱の間に斜めに入っている筋違を留めるプレート金物。

筋違プレート

柱を基礎に直結するホールダウン金物。

ホールダウン金物

設計図に指示してある通りに設置してあるかどうか、全数確認します。大工さんの図面の見落としによる入れ忘れや、金物同士が干渉して納まりの悪いとこところはチェックして訂正してもらいました。