監理

業務日誌

8年間の設計監理 八幡の家

2003年から設計に関わっている八幡の家です。土蔵の改修から始まり、渡り廊下の復元、母屋の改修と居住空間の改善を長期に渡りおこなってきました。途中、市の保存建造物や登録文化財の指定などを受け、補助金などをいただきながら進めてきました。建物はまだまだ手を入れる箇所が残っていますが、大きな改修は一段落したようです。クライアントも裏山の生い茂る竹林や雑木を切り開き、周辺環境を整えながらライフスタイルを楽しんでいます。 上の写真は八幡の家全景(左側は八幡の土蔵。右側は母屋の八幡の家)。下の写真は八幡の家のオエから改修したリビングスペースです。薪ストーブを設けています。 裏山で切り出した雑木は薪ストーブの燃料として使われています。 設計事例 こちらもご覧ください 八幡の土蔵 八幡の家
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全面ゴトクのハーマン製ガスコンロ

石引の家では久しぶりにキッチンにガスコンロを設置しました。最近はIHを希望される方が多いのですが、このお宅はロジェールの全面ゴトクになったものが希望でした。 2009年の10月より、ガスコンロの全ての口に安全センサーを付けることが義務づけられたため、海外メーカーのほとんどが日本国内で販売停止。日本の法律だけのためにデザインを変更することができないようです。よく似たタイプをハーマンで見付け、これを採用しました。火力つまみがトップにある形状は海外製のコンロの雰囲気です。細かい調整つまみや魚焼きは全面パネルに隠れています。 関連記事 こちらもご覧ください 石引の家
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竣工しました 桂町会館・大野町の家・神田の家

11月は現場の追い込み。3件同時に竣工しました。 一つ目は「桂町会館」 土地区画整理事業地区内の調整池の上に建つ、町会の会館です。大雨が降ると水没する建築です。 二つ目は「大野町の家」 大正末に建てられた土蔵を活かした、玄関とリビング空間のリフォーム。土蔵の前の帳場を接客空間・ミニギャラリーとしています。 三つ目は「神田の家」 1階が自動車修理工場。2階が住宅の併用住宅。ECP版(押出成形セメント板)に木格子のコントラストが住宅らしさを表現。 関連記事 こちらもご覧ください 桂町会館 大野町の家 神田の家
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小屋組ができました 桂町会館

屋根垂木、野地板の一部が張られ、空間が把握できるようになってきました。屋根は1.2mのゆったりとした軒の出が25m直線で連続しています。 4間(7.28m)の空間を架け渡す梁は、H形鋼の鉄骨で補強してあります。木造建築ですが、部分的に鉄骨を使って大空間を実現することも可能です。