能登地区に位置する富来町の200席程度のセレモニーホール。
正面のフロストガラスで覆われた長さ19mの回廊は、入口までの距離をとることによって風除室としての機能的な役割を果たすと共に、参列者が外界から告別の場であるホールへ至るまで厳かな精神に切り替え、故人を偲ぶ回廊としての役割を持たせている。回廊には故人の思い出のパネル等の演出をして、飾棚のある壁を左に曲がって建物内へ入っていく。出棺時には、ロビーを出た故人はフロストガラスで覆われた光の回廊を通って車寄せに至る。その様子は外部で見送る参列者にもスクリーンに映る影で確認することができる。
車寄せの庇に連続するフロストガラススクリーンの向こう側が入口までの回廊となる。
回廊(風除室)
玄関ロビー
ホール