業務日誌

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石膏ボード張り 東山の家2

壁の下地を入れた後、内装の石膏ボードが張られました。石膏ボードは石膏を固めて両面を紙で包んだ材料で、安価な不燃材料で、ほとんどの建築の壁や天井に使われています。2階の納戸はコストダウンのために石膏ボード素地のまま、クロスや塗装をしないままの仕上です。黄色っぽい紙の色が、柱や梁の木材と調和して柔らかい感じがします。 クロスなどで仕上げてしまえば石膏ボードを留めるビスは隠れてしましますが、素地仕上げの場合はビスがそのまま見えてしまいます。縦横のピッチが一定となるように、大工さんはベニヤ板に穴を開けてビス位置の定規を作ってきれいに留めてくれました。 通常はコンプレッサーで連結ビスを手早く留めていくのですが、ビスが食い込みすぎないようにインパクトドライバーを使って一本ずつとめていました。コストダウンのはずでしたが、大工さんの作業を考えるとビニルクロスを貼るよりも、こちらの方が丁寧な仕事だったようです。 石膏ボードは3×6版(910×1820ミリ)を使うことが一般的ですが、今回はボードのジョイント部分が少なくなるように、3×8版(910×2420ミリ)で...
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断熱材が入りました 東山の家2

今回、壁の断熱材は「高性能グラスウール16K」を使用しました。当事務所では、特定の断熱施工方法にとらわれずに、適材適所で材料の選定を行っています。最近では、「グラスウール」といえば、ほとんど「高性能グラスウール」で、従来のグラスウールよりも断熱のために、たくさん空気を含むことが出来るような細い繊維になっています。繊維状になった断熱材の内に湿気が入らないように、防湿フィルムでカバーされています。 大工さんの丁寧な仕事によって、その防湿フィルムが連続するように間柱にきれいにとめてありました。 屋根はスタイロフォームによる断熱です。
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外壁の透湿防水シート施工 東山の家2

アルミサッシが取り付けられました。窓やドアのことを開口部と言いますが、まさに壁に穴を開けて、そこにサッシを取り付けているため漏水の弱点になります。雨漏りは屋根から・・・と思いますが壁からの雨漏りも油断できません。外壁には「タイベック」と言う透湿防水シートを張り巡らせています。透湿防水シートは、外部からの水滴は防ぎ、建物内からの湿気は外に出す働きをしています。レインウェアの「ゴアテックス」のように、水をはじいて、中が蒸れない素材です。 しかし、「タイベック」もアルミサッシとのジョイント部にはどうしても隙間ができるため、専用の防水テープで一体化させています。それでも隙間から入った水を建物内に入れないために、窓枠の下には樹脂製の「ウエザータイト」を入れて水の浸入をブロックします。 コーナー部も一体成形のため、従来の防水シートをテープで留める施工方法より簡単で確実です。 内側から見ても、樹脂のカバー材が堤防のように立上り水の浸入を防ぐ構造になっています。 仕上げてしまうと見えなくなる部分ですが、見える部分のデザインだけではなく、見えない...
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金物検査 東山の家2

建物の骨組みができあがったら、それらを強固に接合するために金物を入れていきます。昔の木造住宅は金物を使わずに木組みだけで建っていましたが、現代の住宅は金物補強が欠かせません。ただ単に柱と梁を接合するだけではなく、筋違(すじかい)を入れて頑丈な壁を作ると隣接する柱に大きな引抜力が作用するため、柱を基礎や梁と適材適所の金物で留めていきます。 柱の間に斜めに入っている筋違を留めるプレート金物。 柱を基礎に直結するホールダウン金物。 設計図に指示してある通りに設置してあるかどうか、全数確認します。大工さんの図面の見落としによる入れ忘れや、金物同士が干渉して納まりの悪いとこところはチェックして訂正してもらいました。
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上棟しました 東山の家2

天候にも恵まれて上棟しました。レッカー車からの材料の荷揚げは、道路の電線をまたいでの作業です。 大工さんが建て方の作業をしている間に、合板や垂木を留める金物が設計の仕様通りになっているか確認をしました。最近では釘の長さ毎に色が付けてあったり、釘頭に長さが刻印してあるので、大工さんも間違えることがなく確認作業が楽になります。 建材の小さな工夫が建築の品質を高めるために役立ちますが、職人さんの手によって組み立てられる建築は、最終的には人間の技量によって品質が左右されます。 屋根垂木と屋根の断熱材の設置までで、本日の作業は終了しました。
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基礎コンクリートの強度試験結果 東山の家2

基礎コンクリートの1週目(7日)強度試験のデータがFAXで届きました。現場で採取した供試体3本を、圧縮試験機でコンクリートの供試体が破壊するまでの強度を調べた結果です。 コンクリート強度は4週(28日)経過後の強度をいうのですが、コンクリート打設から4週間後には工事が進み、それまで強度の確認ができないので1週強度から4週強度を推定してコンクリートの品質管理をします。ここで強度が出ていない場合は、コンクリートの品質に欠陥があると考えられます。実際には、1週でほとんど必要な強度が出ています。 1週強度から4週強度の推定式は 4週強度=1週強度×1.35+3 =25.7×1.35+3 =37.7 となり、設計基準強度の21N(構造体強度補正をしているので27N)を越えているのでOKとなります。 4週間後には再度、強度試験を行い確認をします。 (※写真は他の現場の強度試験の様子です) 直径10センチ×高さ20センチの円柱のコンクリートを試験機に挟み、圧縮強さを測定します。
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基礎コンクリート養生 東山の家2

コンクリート打設の翌日、建設会社の現場監督の手によって養生がされていました。コンクリートを冠水させて、真夏の急激な乾燥によるクラック(ひび割れ)を防ぎます。また、コンクリートは乾燥して固まるのではなく、セメント成分が水と化学反応(水和反応)によって硬化するのです。 小さなひと手間によって、強固な基礎を作ることができます。
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基礎コンクリート打設 東山の家2

基礎のコンクリート打設です。狭い道路なので小型のコンクリートミキサー車(正確にはアジテータ車)で生コンが運ばれてきます。(生コンとは、まだ固まらないコンクリートのことです) ポンプ車で生コンを圧送して、長いホースで型枠の中へ打設していきます。 コンクリートの打設前には、最初のコンクリートミキサー車から生コンを取り出し、設計で指定してある仕様のものかどうか検査をします。設計強度21N/mm2に夏期の構造体強度補正値を加えた27N/mm2であることを出荷伝票で確認。生コンの流動性を示すスランプ値18センチ(許容差±2.5)に対して検査値16.5センチ、空気量4%(許容値±1.5)に対して検査値4.6%を確認しました。そのほかに、鉄筋を錆びさせるコンクリート中の塩化物量を調べる塩化物試験(カンタブ)と、後日強度試験をするための供試体を作成してもらいました。
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基礎の配筋検査 東山の家2

地盤改良の後、砕石の転圧と防湿シートを敷き、捨てコンを打設してから基礎の鉄筋が施工されました。捨てコンとは、構造体のコンクリートではなく、基礎の型枠を正確な位置に設置するための墨出しをしたり、鉄筋のかぶり厚さを確保するスペーサーブロックをきれいに設置するために必要なものです。 家山真建築研究室による監理者検査の後、住宅瑕疵担保責任保険機関による配筋検査を行いました。一部、鉄筋のかぶり厚さの不足する部分の手直し指示のほかは特に問題も無くコンクリートの打設を待つばかりになりました。
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地盤改良工事 東山の家2

建物解体後に敷地内の6箇所で地盤調査を行った結果、地盤の強度が建物を支えるには少し弱いことがわかりました。住宅の地盤改良は一般的に、表層改良工法、柱状改良工法、鋼管杭工法などありますが、今回は柱状改良工法で地盤を補強することになりました。 狭い敷地のため、プラントの設置や残土処理の必要がない乾式柱状改良工法でおこなっています。直径50センチのドリル(オーガ)で支持地盤まで掘削し、セメント固化剤を掘削土と撹拌しながら杭状の改良地盤を作る工法です。地下水が無く、掘削面が所定の深さまで崩れずに自立する必要がありますが、施工状況の立会をし問題なく工事が進んでいることを確認しました。
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地鎮祭 東山の家2

更地になった敷地に建物の大きさに地縄を張り、建物の配置の確認と地鎮祭を行いました。 地鎮祭は、土地の神を鎮め、工事の無事を祈る儀式です。一般的には神式にて行われるため、地域の神主さんにお祓いをしてもらいます。 施主・施工者・設計者が集まり、着工の第一歩目がスタートしました。
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プレカット施工図チェック 東山の家2

現在、ほとんどの木造住宅の構造部材は、工場のプレカットによって加工されます。大工さんの手加工による墨付け・ほぞ加工などの作業が機械が自動的に行うため、職人の技術の継承という視点では問題がありますが、職人の技量によらない正確で短期間の加工が可能です。 そのため、プレカットの施工図のチェックが加工の全てを決定する重要な業務です。設計図と照らし合わせて、部材寸法や納まりの確認をしていきます。不明な箇所は施工業者と打ち合わせて問題点を解決します。
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既存建物解体完了 東山の家2

既存建物の解体工事が終わりました。建物がなくなると空が開けて、敷地が広く感じられます。これから地盤調査を行い、地盤の強度を確認してから建築工事が本格的に着工します。
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既存住宅の解体 東山の家2

施主のご家族の仮住まいへの引越が済み、いよいよ工事に取りかかります。数日前まで住まわれていた住宅を、解体業者さんの手によって取り壊していきます。前面道路が4mにも満たない狭い住宅地で、目の前の電柱も作業を困難にしています。
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JIA建築研究会「集成材の可能性を探る」

私が所属する日本建築家協会の北陸支部石川地域会の建築研究会(勉強会)に参加してきました。著名建築家とのコラボレーションも多く担当されている集成材メーカーの株式会社中東にて、今後、建築において需要が見込まれる集成材を中心とした木造の新しい工法や材料について学びました。 住宅では今までも木造建築が一般的でしたが、今後は学校やオフィスビルなどの耐火建築物にも木造が使われるようになっていくようです。 集成材で作られた工場は、木造の架構がとてもきれいでした。写真は集成材と鉄筋のハイブリッドの接合部のモックアップを前に説明を聞いているところです。 仕事の合間に、このような勉強会に参加して、最新の建築情報を体感しています。
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確認申請の手続が完了しました 東山の家2

建物を建てるためには、市の建築指導課(または民間の検査機関)へ書類と図面を提出して、建築基準法に適合した設計であるかどうか審査を受ける必要があります。建築士として正当に設計をして図面を書いていても、些細な法の解釈や、図面の表記上の指摘を受けて訂正(法に適合していないという指摘ではなく、法に適合していることの根拠を明記するように)をすることもあります。 今回も大きな問題点もなく、無事に期限内に確認済証が交付されました。一般的な木造2階建て住宅では、設計内容に問題がなければ7日で確認済が交付されることになっています。規模や用途によっては35日、その他条例に基づく申請も必要であれば、それ以上の申請期間が必要になります。
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工事契約立会い 東山の家2

建設会社へ見積依頼をして約2週間で見積書が出てきました。その後、相見積もりの中から一番可能性のある施工会社に絞って、個別交渉に入ります。個別交渉と言っても、無意味な値引きを要求するわけではなく、見積明細書のひとつひとつの項目の数量、金額が適正かチェックをして、予算オーバーした項目を洗い出して設計変更案をつくります。 クライアントと施工会社との打合せを重ね、大きな仕様変更もなく金額がまとまり、無事工事契約にいたりました。 写真は見積書のチェック途中の様子。写真の上側は施工会社の見積書。下側は家山真建築研究室で作成する見積変更案の検討書類
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景観計画区域内行為の届出書提出 東山の家2

先日、見積依頼をした見積書の提出を待つ間に、申請関係の書類を作成しています。 金沢市では、平成21年(2009年)より、景観法に基づく新しい景観条例が施行され、金沢市全域を景観計画区域と定められ、地区ごとに細かく景観形成基準が定められています。 東山も伝統環境保存区域に指定されて、建物の形態と色彩について定められており、設計段階から色彩計画をしっかりと、しておく必要があります。 事前に市役所の景観政策課と色彩の許容範囲を打ち合わせた上で、こちらで選定した何色かのサンプルをメーカーから取り寄せて、クライアントに確認をとってから図面にまとめ提出しました。 街並みを保全していくためには、古くからの建築様式や材料を使うことが良いことだと思いますが、現代のライフスタイルや建設コスト、耐久性、デザイン性などから、より広い選択肢の中から選ぶ必要があります。
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計画再開しました 並木町のマンション

一年ほど前から計画が進んでいたマンションのリフォーム計画、昨年末からしばらく中断していましたが、春より再開しました。 シビアな予算計画と共に、一気に設計を進めていきたいと思います。 既存の柱型や収納など、凸凹プランのリビング空間を、壁面ごとに単一の素材の収納家具・建具で整理してスッキリと納める予定です。
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実施設計完了 東山の家2

ゴールデンウィーク前に何とか実施設計を終え、連休中に図面の見直しと訂正を行い、連休明けに建設会社へ見積依頼図面を渡しました。通常は相見積もりと言って、数社に同条件で見積を依頼して施工業者を選定します。 今回は工事規模などから適切と思われる、事前に参加の意思を確認した建設会社2社に見積を依頼しました。 相見積もりも、入札と同じように最低金額を提示したところに決まることが多いのですが、当事務所では見積明細書の他に、工程表と予定現場代理人の経歴書の提出をお願いしています。 相見積もりは、競争原理が働くため金額が抑えられることは確かですが、使用する製品や金物の品番は明細に設計図で指定してあるので大きな金額差が出ることはあまりありません。一般的に相見積もりで大きな金額差が出るのは、競争原理によるものではなく、不明確な設計図によるものだと思います。 今まで、極端に安い金額や高い金額の見積書を受け取ったことがありますが、安いものは設計事務所の仕事に慣れていない施工者が図面を読み切れないため適切な金額が入れられない場合であったり、高いものは受注の意思が無い(忙しいため受注できな...