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業務日誌

基礎・地中梁の配筋検査 尾張町計画

地中梁の配筋検査です。 設計図通りに鉄筋が配置してあるか、コンクリートの打設前に全数チェックします。建設会社の現場監督と設計監理者の私、構造設計者の三者で確認します。間違いなく配筋してあることを確認し、次は型枠工事に入ります。 地中梁の圧接部のUT検査です。 鉄筋の継手の圧接部は検査会社によるUT(超音波探傷)検査で、鉄筋が確実に接合されているか確認します。 コンクリートが打設されて見えなくなる部分は、念入りに検査を行います。
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掘削工事 尾張町計画

基礎工事のための掘削です。 遺跡発掘のように、基礎と地中梁の部分のみ掘っていきます。
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建具・開口枠の施工図チェック 南砺市の家

大工さん、建具屋さんが実際に工事をするための製作寸法や施工方法を確認・検討するための図面です。施工会社から提出された施工図をチェックして、承認後に施工してもらいます。現場の工程がスムーズに進むためにも、施工図チェックは時間との勝負です。
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地盤改良工事 尾張町計画

地盤改良工事の立会です。 地質調査に基づき確認した約5mの深さの砂礫の支持層まで掘り進めながらセメントを混ぜる工法(柱状地盤改良)です。
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地縄確認再チェック 尾張町計画

先日の地鎮祭の時の地縄確認で、建物の位置が微妙に決まらなく、改めて厳密に墨出しをしてもらい、現場監督と共に確認しました。隣地所有者と道路所有者の金沢市と敷地境界の確定測量のための立会で境界ポイント杭は明確に記してあるのですが、隣地との境界の構造物が境界線と一致していなかったり、境界ポイントが側溝の中にあったりと、通芯との位置確認をするのも一苦労です。設計図・測量図と照らし合わせて、何度も確認してようやくOKになりました。市街地の込み入った場所では、道路斜線制限もギリギリで、通常よりも念入りな確認作業が必要です。
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上下水道引込み工事 尾張町計画

年明けの本格着工を前に、上下水道の引き込み工事中です。 隣地、道路側共に境界ぎりぎりのため、建物に先行して水道と下水の引込み工事を行っています。
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屋根工事完了 南砺市の家

仕事納め直前の晴れ間をねらって、年内に屋根板金葺きが完了しました。立ハゼ葺の先端テーパー加工もきれいに納まりました。 現場に向かう途中、立山連峰がきれいに見えました。
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地鎮祭 尾張町計画

尾張町計画。新規プロジェクトの着工です。アートギャラリーの新築計画です。 天気に恵まれましたが、とても寒いです。テントをビニールで囲い、足元も仮床を組んで完全防備で地鎮祭を行いました。 地鎮祭の後は、早速、地縄確認です。 図面上の建物の位置を、実際の敷地の上に正確に描きます。市街地での工事は寸法がシビアなため、設計図、測量図と見比べながら現場監督と一緒に確認します。もう一度微調整をして再確認することになりました。
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屋根板金の納まり検討 南砺市の家

ガルバリウム鋼板屋根の立はぜ葺の端部納まりの検討です。 軒先がシャープに見えるように、ハゼ端部をテーパー加工するための施工手順等の確認を見本を作ってもらい検討しました。 板金のハゼが何枚も重なる部分は、折り曲げることが困難になるため、サンプルで確認しながら打合せをしました。
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床下の断熱と配管 南砺市の家

床下の施工状況です。根太の間にきっちりと断熱材を設置していきます。断熱性能に優れたフェノールフォーム保温板で床下の寒さをシャットアウトして、床暖房の熱も逃がさないようにしています。 床下の配管は、さや管ヘッダー方式の給水管(青)と給湯管(赤)です。それぞれの水栓まで一本の架橋ポリエチレン管で繋がっているため、途中の水漏れの心配がありません。
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金物検査 南砺市の家

木造の建物は、一般的に柱の間に筋違(すじかい)という斜めの部材を入れて、変形を防いで建物の剛性を保っています。(その他にも、構造用合板などの面材を張ったり、金物接合による工法などもあります) 筋違がしっかりと固定されるように定められた金物で接合することが決められています。設計の仕様通りに設置されているか、一つずつ確認をします。付け忘れ1ヶ所と、金物が干渉して納まりの悪い箇所を指摘して、是正してもらいました。現場監督と、設計者の二重チェックで不備がないようにします。 2020
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上棟翌日は屋根下地工事 南砺市の家

上棟翌日は悪天候です。急いで屋根の始末に追われる大工さん。屋根野地板は構造用合板24ミリをN75釘150ピッチで留めていきます。以前は、12ミリの構造用合板を使っていましたが、24ミリの厚板合板の方が屋根面の剛性が高まり、建物全体がしっかりとしますので現在では標準仕様で使うようにしています。工事が進んで隠れてしまうところは工程写真で記録しておきます。 厚板合板を留める釘は、通常の50ミリではなく75ミリの「N75釘」を使います。こちらも仕様通りの材料かどうか確認します。釘打機で使う釘なのでロール状につながっています。 構造用合板の上に、インシュレーションボードを張って、ブルーシートで養生して後は板金屋さんの出番です。ガルバリウム鋼板の屋根の場合は、合板の野地板の上にインシュレーションボード(木質繊維を固めたボード)を張ることによって、金属屋根の雨音を和らげたり、断熱性能を高めることができます。もちろん野地板の下には90ミリの断熱材が入っているので、あくまでも付加的な効果を期待しての工事です。
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晴天の上棟です 南砺市の家

天候にも恵まれ、上棟しました。平屋のため、高さは低いですが、幅26mの細長い建物です。 リビングの勾配天井は、屋根垂木がそのまま見えるようになっています。軒先は垂木成を120ミリに落とし、先端もシャープに見えるようにテーパー加工指定あります。 明快な構造体です。
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基礎コンクリート1週強度試験 南砺市の家

南砺市の家の基礎コンクリート強度試験です。現場で採取したテストピースの1週目(7日)強度試験です。コンクリート強度は4週(28日)経過後の強度をいうのですが、コンクリート打設から4週間後には工事が進み、それまで強度の確認ができないので1週強度から4週強度を推定してコンクリートの品質管理をします。 4週強度=1週強度×1.35+3 =18.9×1.35+3 =28.5 となり、設計基準強度の21N(温度補正をしているので24N)を越えているのでOKとなります。同様に基礎立上り部分の1週強度も22.2Nとなっているのを確認しました。 こちらは現場監督に試験の立会をお願いしました。 4週間後には再度、強度試験を行い確認をします。前回の1週強度から4週強度の推定式通りの数値が出ています。こちらは、監理者の私も現場監督と共に試験の立会をしました。
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土台敷き 南砺市の家

週明けの上棟を前に、土台と根太が設置されました。
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基礎コンクリート打設 南砺市の家

南砺市の家、基礎コンクリートの打設です。 生コンの品質管理のためスランプ値、空気量、塩化物量の測定をしています。設計の仕様通りのコンクリートが納品されているかどうか現場で確認してから型枠に打設します。 敷地の外では、市の道路建設と反対側の敷地の造成工事が並行して進められています。
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基礎配筋検査 南砺市の家

南砺市の家の基礎配筋検査を行いました。設計図通りの本数とピッチで鉄筋が入っていることを確認することはもちろんですが、鉄筋の材質についても仕様通りか確認します。規格証明書(書類)で確認する方法もありますが、現場で鉄筋のロールマークを見れば一目で確認できます。写真は強度(SD295A)と直径(D13)、製鉄会社(Vマーク=大谷製鉄)を確認することができます。メーカーによっては、分かり難い表示方法もありますが監理項目の重要な事項です。
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地鎮祭 南砺市の家

南砺市の家、いよいよ着工です。地鎮祭で土地の神を鎮め、工事の安全を祈る儀式を行いました。 地鎮祭の後は、施主と共に地縄確認をしました。図面通りの配置を敷地内に実物大で縄を張って確認をします。
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金澤2012年10月号に神田の家が掲載されました

『金澤』誌2012年10月号(9/20発売)に神田の家が紹介されました。 金沢倶楽部のサイトから立ち読みをすることもできます。(フラッシュなのでiPhoneなどからは見られません) 設計事例 こちらもご覧ください 神田の家
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計画道路建設中 南砺市の家

南砺市の家の敷地は、写真左側の既存道路と、現在工事中の計画道路に挟まれた東西に細長い三角形の敷地です。 田んぼが広がる田園地帯でしたが、工事中の道路に面する計画地において、既存の文脈を読み取って計画するには難しい敷地です。道路の建設工程が、敷地内の建築工程に影響するため、市役所との打合せを密にして計画を進めています。