外壁の透湿防水シート施工 東山の家2

業務日誌
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アルミサッシが取り付けられました。窓やドアのことを開口部と言いますが、まさに壁に穴を開けて、そこにサッシを取り付けているため漏水の弱点になります。雨漏りは屋根から・・・と思いますが壁からの雨漏りも油断できません。外壁には「タイベック」と言う透湿防水シートを張り巡らせています。透湿防水シートは、外部からの水滴は防ぎ、建物内からの湿気は外に出す働きをしています。レインウェアの「ゴアテックス」のように、水をはじいて、中が蒸れない素材です。

透湿防水シート施工

 

しかし、「タイベック」もアルミサッシとのジョイント部にはどうしても隙間ができるため、専用の防水テープで一体化させています。それでも隙間から入った水を建物内に入れないために、窓枠の下には樹脂製の「ウエザータイト」を入れて水の浸入をブロックします。

ウエザータイト

コーナー部も一体成形のため、従来の防水シートをテープで留める施工方法より簡単で確実です。


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内側から見ても、樹脂のカバー材が堤防のように立上り水の浸入を防ぐ構造になっています。
仕上げてしまうと見えなくなる部分ですが、見える部分のデザインだけではなく、見えない性能のデザインも手を抜かずに設計監理を行っています。

ウエザータイト