階段の設置|昌永町の家
内装の石膏ボード張りが中盤にさしかかった頃、階段が設置されました。細長い吹抜の幅にちょうど納まる階段なので厳密な寸法で壁と取り合います。大工さんが組み立てた階段を持ち上げて2階の梁に掛け渡します。 木製の階段といえども、ラバーウッドの集成材はかなりの重さです。上部からチェーンブロックでつり上げて慎重に位置を決めていきます。 階段の2段目の踊り場が、たたみコーナーのレベルと揃うようになっていて、たたみコーナーへの上がり口も兼ねています。手摺も両側に設置して無事完成です。 詳細図面は設計者で作成して、施工者と打合せをして工事を進めてもらいました。木造住宅の場合は、施工図の作成を工務店に任せるよりも設計者で詳細に図面を作成した方がスムーズに現場が進むと思います。 関連記事 こちらもご覧ください コラム|階段の見せ方