TOP>設計事例>会場構成(藤原絵里佳・四井雄大・岩村遠 陶展)
金沢アートグミで開催された「第3回コーポレートアート展」藤原絵里佳・四井雄大・岩村遠 陶展の会場構成デザイン。
3人の陶芸作家のグループ展のための会場構成。異なる作風の展示を、空間的には一体的ではあるがそれぞれの領域を創り出すようにした。白く低い壁で仕切られた部分に藤原絵里佳の作品。半透明な布を幾重にも重ねて仕切られた部分に岩村遠の作品。その間に四井雄大の作品を配置した。
会場前方のステージの一段高くなった場所に白い壁を立ち上げ、その内側の白い砂を敷き詰めた展示台に藤原絵里佳さんの黒い作品が並んでいます。会場側からは作品は見えず、見える方向を限定することによって固有の場所を創り出しました。その奥にはガラスの展示ケースに入れられた四井雄大さんの作品。白い半透明な布が張り巡らされた奥に岩村遠さんの作品が展示してあります。
会場中央には、藤原絵里佳さんの壺のような黒い細い作品が白い細長いテーブルに並んでいます。ステージに配置した白い壁が作品の背景となっています。
半透明の白い布をレイヤー状に張り渡し、背後に岩村遠さんのライトアップと一体化した作品が並んでいます。